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イームズ プラスチック シェルサイドチェア ホワイトワイヤーベース/ピーコックブルー

品番: DSR_91PBE8
イームズ プラスチック シェルサイドチェア ワイヤーベース ベース:ホワイト/シェル:ピーコックブルー/グライズ:グライズ
販売価格(税込)
¥43,200
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約11週間
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イームズシェルチェアのシェルには、当初ガラス繊維強化ポリエステル樹脂が使用されていました。しかしハーマンミラーは、より環境負荷の少ない素材、 100%リサイクル可能なポリプロピレンに切り替えました。カラーは素材に練り込んであるため、長年にわたって使用しても色褪せることがありません。多くの人々のニーズに応えるためには、小さなアパートや家に適した家具が必要です。入手しやすい価格でありながら優れたデザインで、コンパクトでありなが ら快適で、移動、収納、手入れが簡単な家具。つまり、現代生活のニーズを満たすように計画され実現された、量産型の家具です。

一体型成

イームズシェルチェアの起源は、チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンが協同で、背と座が一体の椅子をデザインした1939年まで遡ります。この時はまだ単純な曲面の椅子でしたが、1941年に、より複雑な曲面をもつ「オーガニックチェア」でチャールズとエーロはニューヨーク近代美術館(MoMA)のコンペティションで優勝します。その後も、イームズ夫妻は、最高のものを多くの人に届けるために、大量生産が可能な、背と座がプライウッドの一体型の椅子を探求しますが、当時の技術では実現できず、1946年に製品化された、背と座が分かれたイームズプライウッドチェアを誕生させます。イームズ夫妻が課題としていた背と座が一体となった椅子を実現できたのは、1948年、ニューヨーク近代美術館の「ローコスト家具のための国際デザインコンペ」で2等を受賞したメタルチェアのプランから発展した、1950年に製品化されたプラスチック製の椅子、イームズシェルチェアでした。

ポリプロピレン

プラスチックを人の身体になじむ有機的な形に成型できることに気がついた二人は、第二次世界大戦中に開発した成型技術を応用し、シートと背もたれが一体となったプラスチック製のシェルをつくりました。また、以前から実験を続けていた、曲げたワイヤーを溶接して脚部をつくる技術も完成させました。こうした試みの結果、プラスチックを素材とした一体型チェアの大量生産が初めて可能となったのです。自らのデザイン哲学に忠実なチャールズ&レイ・イームズは、チェアの素材そのものが主役となることを望みました。そして、クッションもカバーないイームズシェルチェアによってその意図は実現されました。イームズ夫妻は、快適性をデザインと同じくらい重視していました。イームズシェルチェアは、まさに快適な椅子です。シェルの背もたれは高さと柔軟性があり、シートポケットは深く、シート手前のフロントエッジは緩やかに下向きにカーブしているので、長時間快適に座り続けられます。

素材の可能性

現代において見慣れたフォルムの椅子たち。柔らかな弧を描き人間の身体にフィットする椅子たちは、イームズ以前には存在しませんでした。ここに不思議なかたちの木製プロダクトがあります。これはイームズ夫妻がアメリカ海軍の依頼により作成されたプライウッドの脚用の添え木(レッグスプリント)です。第二次世界大戦で活用されました。負傷した兵士の脚にフィットし、少しでも苦痛を和らげる工夫がされています。チャールズは、デザインにあたっては必要性を認識することが第一条件であると述べています。人間の身体に直線部分はありません。家具が直線でスケッチされているのは道理にかないません。イームズ夫妻は、海軍のために考案した熱と圧力を加えて木材を成型する技法を家具に応用し、新しい素材である繊維強化プラスチックの応用と進んでいきます。彼らが求めるフォルムは、これらの新しい素材と技術にチャレンジすることによって、はじめて達成可能だったのです。

The best for the most for the least

イームズシェルチェアは工業的に製造された初のプラスチック製チェアです。ショックマウントやカラーやベースのオプションなど常に改良が行われ、現在は環境への配慮からシェルの素材をFRPからポリプロピレンに変えて、世界中で今なお愛され続けている名作のひとつになっています。チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンがクランブルック美術アカデミーで行った成型プライウッドの研究から1939年に誕生し、その後レイ・イームズとともにカリフォルニア州ベニスのイームズ・スタジオでさらに開発が進められたシェルチェアは、“最大多数の人びとに、最高のものを、最低価格で”というイームズ夫妻の信念に基づく飽くなき追求を端的に表しています。新たなフォルム、仕上げ、構造を生み出すことで、イームズ夫妻は絶えずシェルチェアの可能性を押し広げ続けました。

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